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クリニック開業でホームページ制作会社を選ぶポイント


① 冒頭リード

これはホームページ制作のテクニックの話ではありません。

クリニック開業における広報の判断ミスを防ぐための話です。

開業準備の中で、ホームページ制作はほぼ必ず行います。

しかし現場では、次のようなケースをよく見ます。

「制作会社に勧められるまま契約した」

「かなりお金をかけたのに患者数は変わらない」

問題はホームページを作ることではありません。

どこにお金をかけるべきかの判断です。

ここを間違えると、開業時に必要のない費用が発生します。


② 結論

クリニックのホームページは「豪華さ」より「安心感」が重要です。

判断基準はシンプルです。

・スマホで見やすい

・先生の雰囲気が分かる

・院内の様子が分かる

・必要な情報がすぐ見つかる

この4つが整っていれば、ホームページとしては十分機能します。

動画や過剰なデザインは、必ずしも患者数に直結しません。


③ 開業時にホームページへお金をかけすぎる理由

開業前の先生は、ホームページ制作の経験がありません。

そのため、次のような流れになりやすいです。

制作会社

「このデザインが人気です」

制作会社

「動画を入れると印象が良くなります」

制作会社

「他のクリニックもこのプランです」

その結果、必要以上に豪華なホームページが出来上がります。

しかし患者の行動を見ると、この方向性が必ずしも正しいとは言えません。


④ 患者が実際に見ているポイント

患者の多くはスマホで検索してクリニックを探します。

そのとき、ホームページで見ているのは主に次の情報です。

・どんな先生なのか

・院内はきれいか

・スタッフの雰囲気

・場所

・診療時間

つまり患者はデザインを評価しているわけではありません。

「ここなら安心して行けそうか」

これを確認しています。


⑤ スマホで見やすいことの重要性

ホームページを見る環境は、ほとんどがスマホです。

そのため重要なのはスマホで見やすいことです。

例えば次のような状態は、患者にとって不便です。

・文字が小さい

・情報が探しにくい

・スクロールしないと重要情報が見えない

どれだけデザインが良くても、スマホで見づらいホームページは離脱されます。

制作会社を選ぶときはスマホ表示を最初に確認することが重要です。


⑥ 先生やスタッフの雰囲気が分かることの意味

患者がホームページで確認しているのは人の雰囲気です。

例えば次の情報です。

・先生の顔写真

・スタッフの様子

・院内の写真

これがあるだけで「ここなら行けそう」と感じてもらいやすくなります。

逆に、情報が少ないホームページは「どんなクリニックか分からない」という不安につながります。


⑦ よくある失敗例

(豪華なホームページだが患者は増えない)

現場で実際にあるのが、次のケースです。

・制作費が高額

・デザインは非常にきれい

・動画やアニメーションが多い

しかし内容を見ると

・先生の人柄が分からない

・院内写真が少ない

・診療情報が探しにくい

患者目線では「おしゃれだが判断材料が少ない」という状態です。

ホームページは作品ではなく、来院判断の材料です。

ここがずれると、費用をかけても結果は変わりません。


⑧ 制作会社選びの判断基準

制作会社を選ぶときは、次の視点で見ると判断しやすくなります。

①クリニックの制作実績があるか

医療のホームページは一般企業とは作り方が違います。

②スマホで見やすい設計か

まずスマホで確認することが大切です。

③情報が整理されているか

診療時間や場所などがすぐ分かる構成になっているか。

④必要以上の機能を勧めてこないか

動画や過剰なデザインを強く勧めてくる場合は注意が必要です。

開業時は判断材料が少ないため、制作会社の提案をそのまま受け入れてしまうことがよくあります。

だからこそ、「患者が何を見るか」という視点で判断することが大切です。


⑨ まとめ

クリニックのホームページは、豪華さより安心感が重要です。

患者は次の情報を見ています。

・先生の雰囲気

・院内の様子

・診療時間

・場所

そしてほとんどの場合、スマホで確認しています。

開業時のホームページ制作は、デザインの話ではなく開業広報の判断です。

制作会社の提案をそのまま採用する前に、「患者が見る情報になっているか」を一度確認するだけでも、不要な費用を防げることがあります。

開業準備では、こうした小さな判断の積み重ねが開業後の経営に影響していきます。